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訪日外国人4000万人に向けた政策とは?日本の観光はどうなるのか

2020年の東京オリンピックを目前に控えて、国では訪日外国人観光客の目標を4000万人に設定しています。

実際に、東京や大阪などゴールデンルートと呼ばれる、日本に来た外国人の大多数が訪れるエリアには、日々多くの訪日外国人であふれかえっています。

そこで、2020年に向けた国及びJNTOの予算の概要についてご紹介します。

 

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観光庁とJNTOとは?

まず初めに、観光庁の立ち位置についてご紹介します。

観光庁(Japan Tourism Agency 通称JTA)は国土交通省の外局の一つで、2008年に発足しました。

日本の観光立国の実現に向けて、魅力ある観光地の形成や国際観光の振興、その他観光に関連する事業を実施することを業務としています。

観光立国推進基本計画など観光分野全体の将来像について定めたり、予算に従って事業を推進しています。

 

そしてJNTOのご紹介をします。

正式名称は日本政府観光局独立行政法人国際観光振興機構(Japan National Tourism Organizetion 通称JNTO)です。

よくCMなどでカナダ観光局や台湾観光局と同じ組織となります。

JNTOの主な事業は、世界中の主要な市場に海外事務所を設置し、訪日外国人を誘致を行うことを目的として設置されています。

日本全体のマーケティングやプロモーションを一手に担っている政府機関です。

 

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観光庁とJNTOの役割をご紹介しましたが、この2つの機関の違いはなんなのでしょうか。

観光庁は政府直属の機関なので、観光に関する将来像を作る機関です。

そして、JNTOは観光庁が作った将来像を実現するために外国に向けて働きかける実働部隊となります。

アリで例えると、全体に関する業務をする観光庁は女王あり、そして海外に事務所を設置して直接働きかけるJNTOは働きありのような構図となります。

 

簡単に図式するとこんな感じですね。

※DMOについては「2020年度の観光庁及びJNTOの事業概要とは?」でご説明します。

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2020年度の観光庁及びJNTOの事業概要とは?

2019年8月28日に国土交通省観光庁予算概要を発表しました。

〇国際観光旅客税を活用した高次元な観光施策の展開(520億円)

最先端の技術を活用したスムーズな出入国審査を実現したり、デジタルマーケティング技術の発信やプロモーションの高度化、そしてDMOの改革が内容として入っています。

DMOとはDestination Management Organizationの頭文字で、地域のマネジメントやマーケティング、プロモーションを行う法人のことです。

海外で主流となっているDMOを日本にも取り入れようということで、観光庁では「日本版DMO」を推進しています。

 

〇戦略的な訪日プロモーションの実施と観光産業の基幹産業化(126億7400万円)

こちらは予算のほとんどがJNTOの資金となります。

海外プロモーションやMICE誘致をJNTOで一元化することを2020年の目標としています。

もともと各地域のDMOがそれぞれ行っていたプロモーションを一つにまとめ、All Japanで日本を紹介していこうという意図です。

また、観光産業を担う人材確保・育成事業や観光施設の生産性向上推進と健全な民泊サービスの普及も行います。

 

〇観光資源を活用した地域への誘客の促進(15億9000万円)

観光客の来訪・滞在促進を図る取組に対する総合的な支援を行います。

 

〇訪日外国人旅行者の受け入れ環境の向上(60億2300万円)

インバウンドがストレスフリーに滞在できるよう、自治体やDMOの取組を支援したり、地域の先進的な取組をモデル事業として推進します。

 

〇観光統計の整備(7億円)

都道府県レベルでの入込客数等の統計整備を行います。

 

以上が観光庁及びJNTOの2020年度事業概要となります。

JNTOは観光庁の機関なので、観光庁補助金を受けて活動し、観光庁の来年度事業概要に沿った形で事業を行うこととなります。

 

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今後の日本観光はどうなるのか?

2020年の訪日外国人目標4000万人はおそらく達成できると思います。

2018年は訪日外国人3000万人突破していますし、今年の1月~10月までの速報値ではすでに2690万人突破!

2020年はオリンピックが控えていますので、確実に今年以上の訪日外国人が来ます。

 

ただし、訪日外国人が増えるにつれて問題となるのが、オーバーツーリズムです。

オーバーツーリズムとは、観光客が来ることによって観光地に人が飽和状態になって観光地経営が立ち行かなくなることを指します。

特に海外だと、世界遺産に人があふれかえってゴミ問題となったり、有名になりすぎた故に落書きが増えることもあります。

国内でもすでにオーバーツーリズム問題は出てきており、京都の祇園ではこれ以上観光客が増えないよう、ホテルの建設をストップする動きまで出てきました。

今後は、オーバーツーリズムにならないよう、観光地経営と誘客人数のバランスをとる方向にシフトすると思われます。

 

オーバーツーリズム問題がすでに発生しているオランダの対策記事です。

www.travelvoice.jp

 

そして日本国内でオーバーツーリズムとなっている地区、ニセコの記事です。

honichi.com

 

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